保育を深める

PriPri発達支援 “わかる” と “できる” を増やす「視覚支援」

絵カードで作る視覚支援ツール

2018.08.06

複数枚の絵カードを組み合わせて作れるスケジュール表や手順書などの視覚支援ツール。ツールの形状を考える際は、「子どもの特性を配慮した使いやすさ」と「その子が楽しみながら使える工夫」をポイントに据えることが大切です。「食事の準備」の手順書を例に、さまざまな形のツールとその特徴について紹介します。

 

HOW TO1 見通しをもって準備をしたい子には一覧式を
すべての手順を最初に見られるので、次に何をするか、先の見通しをもって食事の準備ができます。先が見通せると、安心して活動できる子に適しています。

 

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HOW TO2 ホワイトボードに貼ってクラスのみんなが見られるように
絵カードを拡大コピーして部屋のホワイトボードなどに貼れば、クラスの子みんなで使えます。

 

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HOW TO3 ひとつずつ工程を確認しながら準備をしたい子には卓上式
複数の絵カードが一度に目に入ると気が散ってしまう子には、ひとつの手順が終わったらカードをめくるタイプがおすすめ。絵カードを1枚ずつ確認できるので、ひとつの手順に集中して取り組むことができます。

 

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HOW TO4 カードをくるっとひっくり返すのが、お楽しみに
ひとつの工程が終わったら、カードを裏返します。「できたね!」のイラストが子どもの励みに。カードをめくるのが好きな子に向いています。

監修/佐藤 曉(岡山大学大学院教育学研究科 教授)
写真/磯﨑威志(Focus & Graph Studio)、久保田彩子(本社写真部)
取材・文/森 麻子
絵カードイラスト/鹿渡いづみ
支援ツール作成/佐藤ゆみこ
モデル/小吹奈合緒

PriPri発達支援 保育を深める 子ども対応 支援 発達障害

この記事が詳しく掲載されているのは  

PriPri特別編集 発達支援

34,35ページに掲載

保育雑誌PriPriでの連載開始以降、常に読者の反響が大きい「発達に課題のある子の保育」。その子どもたちの数は増加傾向にあり、保育者は対応に苦慮しています。本書は、PriPri特別編集!保育業界初の発達障害&診断名のついていない発達に課題のある子のための保育情報誌です。発達障害の理解や、製作活動時の具体的な支援、また、子どもの障害を受容する保護者を保育者はどう支えるかや、就学準備まで、知っておきたいテーマを網羅しました。各専門家による最新情報はもちろん、保育・教育現場の実例や、当事者・保護者のリアルな声など、写真やイラストをたっぷり使ってお届けします。

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