保育を深める

就学先はどう選ぶ?

支援が必要と思われる子の就学支援【2】

2018.08.20

Q. 就学支援が必要と、保護者に話すべき?

A. 保護者が時間と心にゆとりを持って就学相談を受けられるよう、就学相談説明会が行われる前に話をしたほうがよいでしょう。園と学校の生活の違いを説明し、心配な面があるなら就学相談が受けられることを伝えます。普段からコミュニケーションを密にして、子どもの発達で気になる面があった際には、そのつど話をするようにしましょう。

Q. 就学のことを相談できるところは?

A. 市区町村の教育委員会で就学相談が執り行われているので、そこで相談することができます。相談にあたるのは教育委員会の指導主事や心理士、医師などの専門家です。ただ、時期が限られているので、早い時期の相談や、ほかの機関でも相談したいという場合には、地域の療育センターや児童発達支援センターでも、相談にのってもらえるでしょう。

Q. 発達検査は、受けるべきなの?

A. 発達検査を行い、診断がつくことで得られるメリットは、その子の特性がわかり、それに合わせた支援を受けられるという点です。ただし、特別支援教育は診断がついていないと受けられないわけではありません。就学前に診断がつけば、就学先を選ぶ際の参考にできますが、特性によっては就学前だと診断がつかない場合もあります。

監修/内山登紀夫(大正大学心理社会学部臨床心理学科 教授)

イラスト/山村真代 取材・文/仲尾匡代

PriPri発達支援 保育を深める 入学 支援 発達障害

この記事が詳しく掲載されているのは  

PriPri特別編集 発達支援

48,49ページに掲載

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