保育を深める

0・1・2歳児の養護

脱 飲まない!寝ない!泣きやまない!

2017.03.15

養護とは、不安な情緒を包み、受け止めること
新年度は新しく入園する親子にとっては、集団生活の始まりとなります。それまでは、ゆったりとした環境のなかで、少人数(家族)で生活していた子どもたちですが、入園と同時に集団のなかでの生活が始まります。保育者との愛着関係がまだ築けていない園児にとっては、不安な時間となってしまいます。

 

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子どもに寄りそい、不安を汲み取る
そのような園児の不安な気持ちを優しく受け止め、特定の保育者がゆったりとした空間のなかであやしたり、園児の不安に寄りそうことで、少しずつ園児も安心し保育者と園児のあいだでの愛着関係が形成されていきます。

入園してしばらくはクラスの環境や保育者に慣れず、食事などを受けつけない園児もいますが、その園児の不安な気持ちをしっかりと汲み取り、少しずつ少しずつ……という気持ちで不安な情緒を包んでいきましょう。

保育者のこのような姿勢や働きかけが「養護」です。新・保育所保育指針では、保育における養護とは、「子どもの生命の保持及び情緒の安定を図るために保育士等が行う援助や関わり」とされています。

監修/JAMEE.S
保育総合研究会(会長・椛沢幸苗氏)のなかから、次世代を担う、若手の会員で構成された運営および乳幼児教育の研究グループ。

お話/髙月美穂先生(藤原保育園主任保育士・保育総合研究会JAMEE.S委員長)

撮影/磯﨑 威志(Focus & Graph Studio) 写真・取材協力/藤原保育園(大分県速見郡) 取材・文/吉野 玲

0・1・2歳児 保育 保育を深める 養護

この記事が詳しく掲載されているのは  

PriPri プリプリ 2017年4月号

86-87ページに掲載

さぁ!もうすぐ新年度が始まります。PriPriは“保育サポーター”として、「季節感ある保育室で子どもたちを迎えたい」「子どもと保護者と丁寧に向き合いたい」「保育を高めたい」そんな先生方を応援してまいります! 4月号の特集は“こいのぼり”。「他園の活動を知りたい」という要望にお応えして、47都道府県分の活動実例をご紹介。あそびページには、エビカニクスでおなじみケロポンズのうたあそびが初登場!PriPriの代名詞、季節の製作ページでは、園の先生方とPriPriとで考えた製作をご提案します。発達に課題のある子の製作活動の支援も。このほか、0・1・2歳児の保育や保護者対応、小規模保育などの今の保育を支える保育施設を紹介する新連載もスタート。保育のあらゆる情報が詰まったPriPriを、どうぞ使い込んで、保育にお役立てください。

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