ホッと読み物

保育者のメンタルヘルス

職場環境によるストレス【前編】

2017.08.02

職場環境は、保育者のストレスに最も影響を及ぼすと同時に、改善できるところでもあります。まずは今抱えている職場環境によるストレスを知り、自分に合った改善策を考えましょう。

【A】仕事量に不満タイプ
仕事を整理し、効率化をはかって
子どものためにやるべき仕事は際限なく出てくるものです。自分でコントロールしなければいつか破綻することになります。まずは仕事を整理し、削れるところはないか考えましょう。また、保育者同士や園の協力も必要不可欠です。

改善するためにできること
【職場全体で】定期的に業務の見直しを
定期的に職場全体で業務内容を見直しましょう。特に行事は負担が大きいので、効率化できるところは積極的に改善を。また、新しい仕事を増やすときは、その分ほかの仕事を減らして調整しましょう。

【個人で】まずは持ち帰り仕事を減らす努力を
「事務作業は持ち帰ってやればいい」と考えると、一日中仕事をすることに。勤務時間内に終わらせるよう、ちょっとした時間にも事務作業を進めましょう。

【個人で】「なんとかなる」と気持ちを楽に
常に仕事に追われているという意識が強いストレスになるので、「なんとかなる」と気持ちを楽にすることも大切です。

 

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【B】仕事のやり方に不満タイプ
自分の仕事のペースを見つけよう
本来、保育者の仕事は決まった作業をするものではなく、比較的自由度の高い仕事です。しかし、先輩保育者の言われるがままに仕事をしたり、園の制約が多かったりすると、途端に息苦しいものに。まずは、仕事のやり方を振り返り、どこに不満があるのか分析しましょう。

改善するためにできること
【職場全体で】個人に「任せる」部分を考えて
保育内容は園ですべて決めず、保育者個人に任せる部分をつくると、やりがいを持って仕事に取り組めます。その際、連携を密にして困っているときはサポートを。助け合いながらも自立した関係が質の高い保育を生みます。

【個人で】保育のこだわりをひとつ決める
例えば、「一日一回は子ども全員と会話する」など保育のこだわりをひとつ決めると、自分の保育スタイルができてきます。反対に多すぎると、それが負担になるので気をつけて。

【個人で】積極的にリフレッシュを
家にいるときや休みの日は、DVDを観る、友人と食事をするなどしてリフレッシュし、ストレスを発散させて。

監修:重田博正先生
大阪社会医学研究所 顧問。労働科学を専門とし、40 年以上の間、保育者の仕事と健康に関する研究を行っている。

取材・文/香山倫子(KWC) イラスト/どいまき

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この記事が詳しく掲載されているのは  

PriPri プリプリ 2017年8月号

93ページに掲載

園の一大イベント“運動会”の準備を始める時期になりましたね。今号では、運動会競技を大特集!ユニークな競技プランはじめ、親子競技や、競技・ダンス・応援に使える衣装&小道具など、盛りだくさんでご紹介します。ひろみちお兄さんによる運動能力がめきめき上がる障害物競走や、でんじろう先生考案のおもしろ科学競技は必見です!特別付録には、夏に注意したい“熱中症の応急処置”“写真でわかる!発疹&肌トラブルの一覧表”のポスターを。子ども達を夏の病気から守るため、ぜひお役立てください。

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