ホッと読み物

小学校の先生に聞きました

就学前に身につけてほいしいこと~日常生活編~

2017.12.06

【1位】トイレにきちんと行ける
「もらしてしまうと、授業時間のほとんどが着替えや片付けにとられてしまい、授業に参加できなくなってしまいます。」
「自動洗浄のトイレが普及したことにより、流さないでトイレから出てしまう子が増えています。」

【こう解決!】尿意の管理ができるような声かけをしよう
小学校では45分間連続で授業が行われます。そのため「余裕のあるうちにトイレに行く」など、尿意を予想し、管理する力が必要です。散歩に行く前は「トイレに行きましょう」ではなく、「途中でトイレできないけれど、今行かなくて大丈夫?」と子どもが考えられる声かけをしましょう。また、和式、小便器などさまざまなトイレを使えるようになることも大切です。

【2位】困ったことを自分の口で伝えられる
「1年生は1クラス最大35人いるので、一人ひとりにかける時間が少なくなります。困ったことは自分で教師に直接、ことばで伝えて主張できることが大切です。」

【こう解決!】先回りしすぎに注意。情報を細かく聞き出そう
保育者が先回りしてばかりでは、子どもの伝える力が伸びません。たとえば、子どもから「先生、紙ください!」と言われたときには、「画用紙だけじゃなくクレヨンもいるな」と先回りして用意するのではなく、「どんな紙が、なんのために必要なのか」など細かく聞き出すようにしましょう。

【3位】自分で着替えられる
「小学校では、服の着脱だけでなく、たたんで、袋に入れるなどの管理も必要です。また、給食当番でエプロンを着るので、ちょうちょ結びもできるようになっているといいですね。」

【こう解決!】全身鏡を置いて、自分でチェックできるように
着替えのときに全身鏡でチェックすると、じょうずにできていないところを自分で把握できるようになります。また、ちょうちょ結びやボタンかけがまだできない場合は、保育者が手伝うのではなく、子どもたち同士で教え合うように促しましょう。友だちに教えてもらうことで、向上心を持ちやすくなります。

監修/藤森平司先生
小学校教員を経験後、1979 年省我保育園を設立。その後、都内に2園を開園した。現在は、新宿せいが子ども園園長、保育環境研究所ギビングツリー代表。

イラスト/町田里美 取材・文/香山倫子、服部啓一(KWC)

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この記事が詳しく掲載されているのは  

PriPri プリプリ 2017年12月号

80ページに掲載

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